Local OM information(JA1FT_part2)

ローカルのOMさん(JA1FT綿引さん)のその後を紹介します。

先に製作した7195KHz用サプレッサーグリッド変調の送信機に続き,同じ仕様のケースによる第2弾送信機の製作中におじゃましました。(2013.07.06)

第2弾のAM送信機を製作中のJA1FT(綿引)さんです。(電源部の配線中の様子です)

今回製作中の送信機の概要は以下の通りです。

仕様

・周波数 3757KHz
・空中線電力 10W
・変調方式 プレート・スクリーングリッド同時変調
・終段管 6146 プレート電圧?
・変調管 6BQ5プッシュプル

Xtalは,特注により温度特性を考慮して製作していただいたもの。

オーブンには入っていませんが,アジレントの周波数確度が1×10の-8乗のカウンタで,10Hz以内です。

なお,受信機は使いやすいICOM IC-7700を受信機専用で使用しています。

送信機のフロントパネルの様子,空中線出力調整部のメーターには今後文字が刻まれる予定。
 
送信機内部全体の様子
送信機内部(励振段と水晶発振回路)
送信機内部(変調部)の様子 6BQ5プッシュ・プル 遮断周波数3KHzの低域フィルタ内蔵,リアSWでON/OFF
送信機内部(上面右サイド)の様子
送信機内部(底面)
電源内部(製作中)
完成まで電源部の配線が僅か。完成するのが楽しみです。
問題は,S9+10dB程度のノイズ対策です。

ロケーションは,周りが畑や田で,東京など比較にならないくらい良いのですが,80mバンドは近所の送電線かと思われるノイズのレベルが高いのです。

現在のところ発生源が高圧電線なのか不明ですが,何とか対策して3757KHzでローカルQSOをしたいところです。

今後の予定ですが,受信機の製作についても構想を練っているようです。            

次の作品を期待して下さい。

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