14.250MHz(フルサイズ)/3.757MHz(短縮)ダイポールアンテナ
今回の運用(T8AMとのQSO)で3.5Mhzアンテナを用意する必要を実感しました。 嘘みたいな本当の話しです。 |
いろいろと、ご心配なことが多いのですが取り敢えず考えてみました。
@ 水平 14.250MHz(フルサイズ)/3.757MHz(短縮)ダイポールアンテナ
2本の電柱は、間隔が12mということで、20mバンド(14MHz帯)のフルサイズダイポールを張るのに丁度良い寸法です。
このことから、20mバンドダイポールアンテナをベースとして検討することとしました。
短縮方法は、いろいろありますが、簡単なローディングコイルを挿入する方法で検討してみます。
MMANAで検討した結果、以下の定義ファイルになりました。
-------- <cut here>------<LD_DP3757M.MAA>--------------------
水平短縮DP 75m(3.757MHz)/20m(14.250MHz)
*
3.757
*** ワイヤ ***
4
0.0, -7.88, 0.0, 0.0, -5.1, 0.0, 0.008, -1
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 5.1, 0.0, 0.001, -1
0.0, 5.1, 0.0, 0.0, 7.88, 0.0, 0.008, -1
0.0, -5.1, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.001, -1
*** 給電点 ***
1, 1
w2b, 0.0, 1.0
*** 集中定数 ***
2, 1
w4b, 0, 49.0, 2.545742, 100.0
w2e, 0, 49.0, 2.545742, 100.0
*** 自動分割 ***
400, 40, 2.0, 1
*** 計算環境 ***
2, 12.0, 1, 50.0, 120, 60, 0
*
-------------------------------------------------------------
敷地に合わせたレイアウトは以下のようになります。
※注1 ローディングコイル
絶縁された直径100mmボビンに、線径3mmのホルマル線を5mm間隔で32回程度巻きこむと約49μH程度になります。
※注2 マストと80mバンド用容量エレメントの取り付けは絶縁して浮かす必要があります。
碍子やジュラコン、テフロンシートを巻いた塩ビ管などをマストクランプやXマウントのようなものを使用して、固定する必要があります。
そこにローディングコイルも固定します。
ここには、高電圧がかかりますので、旨く処理しないとコロナ放電が発生します。
A 垂直延長エレメント+水平 14.250MHz(フルサイズ)/3.757MHz(短縮)ダイポールアンテナ
延長部分である3.757MHz帯のエレメント(アルミパイプ)を垂直にした場合についても検討してみた。
MMANAで検討した結果、以下の定義ファイルになりました。
-------- <cut here>------<LD_V_DP3757_M.MAA>--------------------
水平短縮V-DP 75m(3.757MHz) 垂直部アルミパイプ
*
3.757
*** ワイヤ ***
4
0.0, -5.1, 3.04, 0.0, -5.1, 0.0, 0.008, -1
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 5.1, 0.0, 0.001, -1
0.0, 5.1, 0.0, 0.0, 5.1, 3.04, 0.008, -1
0.0, -5.1, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.001, -1
*** 給電点 ***
1, 1
w2b, 0.0, 1.0
*** 集中定数 ***
2, 1
w4b, 0, 45.0, 2.772031, 100.0
w2e, 0, 45.0, 2.772031, 100.0
*** 自動分割 ***
400, 40, 2.0, 1
*** 計算環境 ***
2, 12.0, 0, 37.5, 120, 60, 0
-------------------------------------------------------------
敷地に合わせたレイアウトは以下のようになります。
※注1 ローディングコイル
絶縁された直径100mmボビンに、線径3mmのホルマル線を5mm間隔で30回程度巻きこむと約45μH程度になります。
※注2 マストと80mバンド用容量エレメントの取り付けは絶縁して浮かす必要があります。
碍子やジュラコン、テフロンシートを巻いた塩ビ管などをマストクランプやXマウントのようなものを使用して、固定する必要があります。
そこにローディングコイルも固定します。
ここには、高電圧がかかりますので、旨く処理しないとコロナ放電が発生します。
B 延長エレメント(ベント)+水平 14.250MHz(フルサイズ)/3.757MHz(短縮)ダイポールアンテナ
風圧や金属パイプを出来るだけ使用しないで、ワイヤのみでエレメントを構成した短縮ダイポールアンテナについても追加検討しました。
MMANAで検討した結果、以下の定義ファイルになりました。
-------- <cut here>------<LD_Vent_DP3757_M.MAA>--------------------
Vent-短縮DP 75m(3.757MHz) /20m(14.250MHz)
*
3.757
*** ワイヤ ***
4
0.0, -8.04, -3.03, 0.0, -5.1, 0.0, 0.001, -1
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 5.11, 0.0, 0.001, -1
0.0, 5.11, 0.0, 0.0, 8.06, -3.03, 0.001, -1
0.0, -5.1, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.001, -1
*** 給電点 ***
1, 1
w2b, 0.0, 1.0
*** 集中定数 ***
2, 1
w4b, 0, 45.0, 2.772031, 100.0
w2e, 0, 45.0, 2.772031, 100.0
*** 自動分割 ***
400, 40, 2.0, 1
*** 計算環境 ***
2, 12.0, 0, 50.0, 120, 60, 0
-------------------------------------------------------------
敷地に合わせたレイアウトは以下のようになります。
※注1 ローディングコイル
絶縁された直径100mmボビンに、線径3mmのホルマル線を5mm間隔で30回程度巻きこむと約45μH程度になります。
※注2 マストと80mバンド用容量エレメントの取り付けは絶縁して浮かす必要があります。
碍子やジュラコン、テフロンシートを巻いた塩ビ管などをマストクランプやXマウントのようなものを使用して、固定する必要があります。
そこにローディングコイルも固定します。
ここには、高電圧がかかりますので、旨く処理しないとコロナ放電が発生します。
C 3バンドダイポールアンテナ(3.757/7.195MHz短縮+14.250KHzフルサイズダイポールアンテナ
折角なので7.195MHzにも出られるようにしたいということで、3バンドのアンテナになりました。
MMANAの定義ファイルは以下の通りです
-------- <cut here>------<LD_Vent_DP7195_3757_M.MAA>--------------------
Vent-短縮DP 75m(3.757)/40m(7.195)/20m(14.250)
*
3.757
*** ワイヤ ***
6
0.0, -5.1, -2.06, 0.0, -5.1, 0.0, 0.001, -1
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 5.1, 0.0, 0.001, -1
0.0, 5.1, 0.0, 0.0, 5.1, -2.06, 0.001, -1
0.0, -5.1, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.001, -1
0.0, -5.1, -2.06, 0.0, -5.1, -4.56, 0.001, -1
0.0, 5.1, -2.06, 0.0, 5.1, -4.56, 0.001, -1
*** 給電点 ***
1, 1
w2b, 0.0, 1.0
*** 集中定数 ***
4, 1
w4b, 0, 15.0, 8.316092, 100.0
w2e, 0, 15.0, 8.316092, 100.0
w5b, 0, 45.0, 10.934123, 100.0
w6b, 0, 45.0, 10.87342, 100.0
*** 自動分割 ***
400, 40, 2.0, 1
*** 計算環境 ***
2, 12.0, 0, 50.0, 120, 60, 0
敷地に合わせたレイアウトは以下のようになります。
※注1 ローディングコイル
絶縁された直径100mmボビンに、線径3mmのホルマル線を5mm間隔で30回程度巻きこむと約45μH程度になります。
同様に直径100mmボビンに線径3mmのホルマル線を5mm間隔で13回程度巻きこむと約15μH程度のなります。