Mobile station


現在の移動無線局

現在の移動無線局の外観です。

近年の自動車では、アンテナの取り付け方法が難しくなっております。

当初は、リアハッチのガラスに強力な両面テープで貼り付けるタイプの基台を設け、V・UHF帯のアンテナを取り付け、144MHz〜430MHz帯のFMを受信をしている程度でした。

その後、マグネット基台と自作アースシートをルーフトップに取り付け、50MHz帯の1/2λノンラジアルホイップでFMを中心に1年位運用しておりましたが、立木の枝に引っかかりマグネット基台が脱落するトラブルに遭遇し別の方法を検討しておりました。

その後、リアハッチに取り付けるスキーキャリアをヒントにリア・ラダーをネット上で探しました。
しかし、販売終了となっており入手困難でした。
そこで、ネットオークションに出品される中古品を探すことに。運良く、てごろな商品を見つけて入手。

装着後、その上部にアンテナ基台をしっかりと取り付け、HF帯と50MHz帯の基台としています。
HF用の基台は、厚さ5mmのアルミアングルを加工して自作し、Uボルトでラダーに固定しています。

50MHz帯の基台は、既製品でラダーの上部へUボルトで固定しています。

現在のアンテナは
  • 144/430MHz帯(5/8λ、5/8λ×2段)
  • 50MHz帯(3/8λ)
  • HF帯(モノバンドホイップを交換:3.5〜29MHz帯)

  • 上段:7195kHz用ANT(全長約1.6m)
  • 中段:3608kHz用ANT(全長約1.5m)
  • 下段:3757kHz用ANT(全長約1.1m)
  • 3757kHz用はジャンクの流用のため短く、輻射効率が低い
無線機は、助手席シートとセンターコンソールの隙間にある小物入れ部分に差し込んで固定。

HFのオートアンテナチューナーと古いSWR計を助手席に載せている。

急ブレーキでも何とか大丈夫。

HF帯無線機とオートアンテナチューナー
かなり古いです。(TS-50+AT-50)


Sメーターが、S7くらいまで振れていますが、7MHz帯ではこのような強度のノイズに悩まされています。
すぐ隣に無線機の付いた別の自動車を横付けするとそちらでもノイズが受かるようでかなり強いレベルです。

イグニッションSWを切ると止まりますので、エンジン関係に連動しているノイズです。
3.5MHz帯では、このノイズは出ません。
ノイズの出ている周波数帯域がかなり広く、エンジンまわりの制御用コンピューターからでているノイズではないかと想像しています。
早期にノイズ対策をとりたいのですが、原因探求が済んでいないため、課題となっています。
V・UHF帯無線機(TM−643)
かなり古いですですが、バンドごとのRFユニットが3台内蔵され3バンド同時受信が可能です。
この無線機は各バンド毎の専用ユニットで受信性能に優れ、特に弱信号時の復調能力は現在のデジタル化された無線機より優れているように感じます。

現在は、50MHz帯、144MHz帯、430MHz帯ユニットを内蔵しています。
補助バッテリー

12V/10Ahのシールドバッテリーを2個並列にして12V20Ahとし、電流ブレーカーと自作アイソレータ(アルミのヒートシンクの中)

メインバッテリーからアイソレーターを通して供給される(フローティング充電)。

これにより、無線機への供給電流は安定し余裕がある。

非常時の電源としても利用可能

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