Radio room

現在の様子です。狭いのでので、この程度しかご紹介できません。

開局から現在まで数回引っ越していますが、古い物をなかなか処分できずそのまま残っています。
2011年3月11日の東日本大震災における震度6弱〜強の大地震でかなり揺れ、積み上げていた測定器や機器、書籍が総崩れとなり一部使用不能になっています。
物置も同様で、片づけしていて開局当時のTX-88D、JR310、VFO-1、SM-5D、FT-101B、その他自作の送信機、受信機などが棚の奥から出てきました。

もともSSBの受信音よりもCWやFMやAMの方が好きでしたので2009年頃バンド拡張に伴いAMで交信しているのを時々聴きながら、開局当時を思い出していたことでしたので、古い無線機をレストアして、古きよき時代のAMモードを再開することにしました。


以下、震災後に修理・復元した無線機の概要を記載したものです。

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@FT-101Bを修理
 

AJR310の修理

BTX−88Dの復元+改造

    ・搬送波出力:50W(効率70%以上)
    ・終段プレート電流は、150mA maxとする。
    ・変調方式:プレート・スクリーングリッド同時変調により100%まで変調可能
    ・変調器:外部からオーディオ信号を供給し、送信機内部の消費電力はゼロとする
    ・基本構造・再利用可能な部品はそのまま使用、外装デザインは手をかけない

    主な変更点の概要は以下の通りである。

    ・送信部終段のS2001シングル→S2001パラレル
    ・変調器(6BQ5×2プッシュプル) → 撤去 → オーディオ信号を外部からローインピーダンスで絶縁して供給
    ・プレート変調トランス TX-88Dオリジナル変調トランス→LUX出力トランス(OY15-5相当)+変調用リアクタ(チョーク:10H 150mA)
    ・G2(スクリーングリッド)変調トランス(新規)
    ・G2(スクリーングリッド)定電圧回路(新規)
    ・G1(コントロールグリッド)リークバイアス→固定バイアス+リークバイアス併用
    ・リレー(AC)2個 → リレー(DC)2個
    ・B電源 → オリジナル+12V巻き線を直列に結線 

    ※配線は、大部分を新規に交換、シーメンスキーには、B+高圧が加わらないようリレーを1個追加


ケース上部カバー、終段シールドケースを取り外し

リアからの見た内部

復元したTX−88D 外観は元通り

配線を交換し回路を追加したシャーシ内部

TX−88Dの復元・改造記はmakeページを参照してください。

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